【その後】BackWPupで、サーバーに負荷がかかる時の対策

こんにちは、ルカです。

「非エンジニアの視点から、WordPressを楽しく学ぶ」をテーマに執筆しています。1記事あたり15分〜1時間程度で作業できるようまとめていますので、少しずつWordPressを更新してくださいね。

今回は、前回ご紹介した、WordPressのプラグインBackWPupにおけるプチトラブルのその後について、ご紹介しようと思います。

ちなみに、前回の続きとなりますので、先に前回の記事を読んでいただくことをお勧めします。リンクは一番下に貼っておきますね。

再度「負荷が高い」という連絡がきた

前回の「負荷が高い」の連絡から数ヶ月後。再び「負荷が高いので、プラグインを停止しました」といった旨の連絡をいただきました。しかも、今回は2度目なので、「今後続くようであれば、サーバーの利用範囲を縮小させていただく」といった、強めの言葉も書かれていました。

きちんと対策しているはずなのに、なぜ・・・?と思いましたが、これ以上できることもなく、前回対策した内容を再度見直しました。

「サーバーの負荷を軽減」を「最大」に

「BackWPup>設定>ジョブ」にて、「サーバーの負荷を軽減」を「中」にしていましたが、「最大」に変更しました。

スケジュールの時間帯を変更

「BackWPup>ジョブ>編集」から、スケジュールする時間を再度変更しました。午前1時〜3時はサーバーに負荷がかかりやすいそうですが、午前1時〜3時から全く関係ないかつ、比較的アクセスの少ない時間帯に変更しました。

サーバーのアップグレードで解決

結局、この後もしばらくの間は問題がなかったものの、3度目の負荷連絡が来ました。流石にもうお手上げ、ということで、他のバックアップツールを探しつつ、サーバー側にも「既にできる対策は、最大限行っているので、これ以上できることがない。他のツールを探している」という旨を伝えました。

すると、今回は意外な方法で解決しました。

なんと、私が管理していたサイトのサーバーは、かなり前に契約したものだったために、相当古いシステムを使っている、ということがわかりました。現状、古いシステムのサーバー利用者に関しては、アップグレードされた新しいシステムのサーバーに、無料で引っ越しをすることが可能と返事があったので、サーバー移転(最新のサーバーに無料アップグレード)したところ、アッサリと解決しました。

負荷を指摘されて困っている方には、あまり参考にならない結末かもしれませんが、私の場合は、このサーバー移転によって、バックアップのスピードが劇的に上がり、それから1年近く経った現在でも、負荷について指摘されることはなくなりました。ちなみに、負荷についての設定は、前回変更時点での内容、「サーバーの負荷を軽減」を「中」に、スケジュールする時間も戻しました。

つまり、問題は、ほぼサーバーのスペックだったわけです。

もし、これを読んで下さっている方が、無料アップグレード以外で解決できるとするならば、サーバーのプランやスペック等の見直しをすることで、解決する可能性が高いということになります。私が管理しているサイトは、運よく無料アップグレードが適用されましたが、必ずしも無料アップグレードができるとは限りません。一方で、プランやサーバーのスペックを見直すことで、問題なく稼働させられるということも分かりましたので、困っている方は、ぜひ試してみてくださいね。

前回の出来事

BackWPupで、サーバーに負荷がかかる時の対策