英語を話したいのか、英語試験のスコアを伸ばしたいのかで違う学習方法

本日より、英語学習の方法についての記事も執筆していきたいと思います。

私は非ネイティブながら、ある程度英語を話すことができます。TOEICのスコアでいえば900点ほど。学生時代は英語はあまり得意ではありませんでしたが、社会人になって、試行錯誤しながら英語力を伸ばしていきました。

短期留学から英会話学校、参考書での勉強など、様々なことにトライした経験から、皆さんに役立つ情報を提供していきたいと思います。英語力を高めたい方はぜひ参考にしてくださいね。

初回となる本日、まずは英語力向上のためのゴール設定をしていきたいと思います。

英語を話したいのか、英語試験のスコアを伸ばしたいのか

記事のタイトルでもある、「英語を話したいのか」「英語試験のスコアを伸ばしたいのか」という問いですが、この2つは相関性はあるものの、似て非なるものだと思っています。

つまり、英語が話せなくても試験で高得点を取ることは可能ですし、英語が話せても試験で高得点が取れるとは限りません。

本来、英語の試験は英語力を測るためのものですが、現実的にはそうでない部分もあります。特にTOEICはそれが顕著で、TOEICはほぼ満点だけど、あまり英語は話せないという人は意外と多いのです。

もちろん、英語が話せる人ほど英語の試験が高得点である可能性は高いですし、逆も然りです。

例えて言うなら、美人はモテる可能性は高いけれども、必ずモテるとは限らない。「美人」と「モテる」は相関関係がありながらも、実は別物といったイメージでしょうか。

どちらも伸ばしたい!という人もいるかもしれませんが、まずは自分が英語を話したいのか、英語試験のスコアを伸ばしたいのかを考えて目標設定をすると、効率的に学習することができます。

英語を話したい場合

英語を話したい場合は、習うより慣れろ方式が一番手っ取り早いと思います。英語圏に留学する、英会話学校に通うなど様々なアプローチがありますが、参考書を開いて問題を解くことはあまり効率的なやり方ではありません。

もちろん、何のプラスにもならないということはありませんが、かなりの遠回りだと思います。1年でできる内容だとすると、5年くらいかかる可能性があります。

では、具体的にどうやって留学先や英会話学校を選べばいいの?といった疑問も湧いてくると思いますので、具体的な手法については、次回以降で解説していきます。

英語試験のスコアを伸ばしたい

逆に、英語試験のスコアを伸ばしたい場合は、参考書を開いて問題を解くことが有効です。

TOEICならTOEICの、TOEFLならTOEFLの参考書をまずは一冊やりきってみて下さい。スコアは確実に伸びます。

実は私は、試験がとても苦手で、どちらかと言うと英語が話せるようになってから試験を受け始めたタイプです。実戦で覚えていくのは得意ですが、どうも参考書から学ぶことが不得手で、英語はそこそこ話せるはずなのにTOEICの点数が伸びない時期がありました。

このあたりについても今後、体験談を交えながら、スコアを伸ばしていった方法を紹介します。もちろん、参考書を一冊やりきった後の効果的な方法等も執筆する予定です。

どちらにも共通する学習方法

ここでひとつ、英語を話せるようになりたい場合でも、スコアを伸ばしたい場合でも、どちらにも役立つ学習方法をご紹介します。

それは、単語力を上げること

既にやってるよ、バカにしてるのか?と思う方もいるかもしれませんが、これはどちらの場合も、意外と重要かつ、意外とみんなやっていないのです。

さらに言えば、英語を話せるようになりたい場合と、スコアを伸ばしたい場合で、やるべき単語も異なります。例えば、英語を話せるようになりたい場合は日常会話に近い単語を、スコアを伸ばしたい場合はその試験の頻出単語を覚える必要があります。

私はTOEICの点数が伸び悩んでいた頃、とても参考になったアドバイスがありました。そのアドバイスとは、「TOEICのスコアを伸ばしたいのに、日常会話で使うような単語を覚えるなんて効率が悪すぎる!」ということでした。これはTOEICがほぼ満点の方からいただいたものですが、そのアドバイスを元に学習方法を変えた途端、TOEICのスコアがぐんぐん伸びていきました。このあたりのことも、今後の記事で詳しくお話していきますね。

まとめ

このように、英語を話したいのか、英語試験のスコアを伸ばしたいのかで、英語の学習方法は全く違います。

今後の英語学習についての記事では、英語力向上のための具体的な手法等を解説していきますが、その前にまずは自分がどちらによりフォーカスしたいかを、ぜひ考えてみてくださいね。